痛い思い出‐1‐

くず

2011年01月29日 05:57

小学生の頃忘れもしない事件。
それはある日の夜8時、テレビで金八先生がはじまった時のこと。

俺は大好きだった。

番組ではなく。主題歌の「贈る言葉」が好きだったのだ。

海援隊最高!

「悲しみこらえて微笑むよりも涙かれるまでなくほーがいい人は悲しみが多い、、、。」


贈る言葉が始まった。

やったー!

聞きたいけど無性に、オシッコしたくなった。

歌が終わる前に急いですれば(オシッコ)、まだ間に合う、聞けるだろうと思い、トイレにダッシュ。
チャック下ろす、めんどくさいから、ズボン、パンツまるごと下ろし、力一杯噴射。

急げ、これを逃したら、また来週じゃないと聞けない。一週間も待てない。

とにかく急いだ。

よし、出終わった。

よし、トイレから脱出するぞ!
パンツ、ズボンを勢いよく上げ、トイレを飛びだし、と思ったら、チャックが開いてるのに気付いて、チャックを上げた。

あーーー!
パンツがズボンについてきてなかった。
ズボンだけ上げてしまっていた。
そして、
チャックに挟んだ。

引っ張っても取れないし、凄く痛い。

その後、病院送り。

俺は恐怖と戦うことになってしまった。

もしかしたらチャックといっしょに全部切られてしまうんではないかと。

そんな事はなかった。

医者がちからいっぱい引っ張って取れた。

しかし、超痛かった。

結局、贈る言葉は聞けず、痛みだけが残った。